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レオナルド・ダ・ヴィンチ よみがえる幻の名画

(日本語吹替版)レオナルド・ダ・ヴィンチ ~よみがえる幻の名画

時間:46分

配信期間:2019年12月01日 00時00分 ~ 2021年11月30日 23時59分

2011年、ニューヨークでダ・ヴィンチの幻の絵画が発見された。長い間、行方不明とされていた「サルバトール・ムンディ(救世主)」。右手で天を指差し、左手に水晶玉を持つキリスト像だ。果たして絵は本物なのか?ダ・ヴィンチの作品の中に隠された手掛かりを探るため、番組では世界各地を巡りながら、彼の足跡をたどっていく。まず訪れたのは、イタリアのフィレンツェ。初期の宗教画「東方三博士の礼拝」は生命力に満ちた野心作だが、未完で終わっている。若い頃からダ・ヴィンチは作品を途中で投げ出すことで有名だったのだ。
ポーランドにある「白貂(しろてん)を抱く貴婦人」は肖像画の傑作。描かれた手の皮膚の下には骨や筋肉までのが表現されており、ダ・ヴィンチが人体の構造を科学的に捉えていたことがうかがえる。
彼がミラノで描いた巨大壁画「最後の晩餐」は劣化が激しく、オリジナルの20パーセントしか残っていない。壁画は通常、壁のしっくいが乾かないうちに素早く描かなければならないが、ダ・ヴィンチはしっくいの上に油絵の具で描いたためだ。
ダ・ヴィンチは仕事がゆっくりで作品をなかなか完成させなかった。その理由を、ロンドンのナショナルギャラリーで「岩窟の聖母」の修復作業を行った修復家はこう語る。「ダ・ヴィンチは常に表現の可能性を探っていたため、彼の絵にはあちこちに修正の跡が見てとれる。」
パリのルーブル美術館にある「モナ・リザ」のミステリアスは微笑みは、ダ・ヴィンチの優れた技術が生み出したもの。色を薄く塗り重ねていく手法により幻想的な光を表現しているのだ。
これらダ・ヴィンチ特有の筆遣いは、ニューヨークで発見された「サルバトール・ムンディ」に共通するものだった。さらに赤外線を使った鑑定で、下絵に試行錯誤の跡が見つかり、作品が本物である可能性は決定づけられた。こうしてダ・ヴィンチ幻の名画がよみがえることとなったのだ。

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