FOD

（字幕版）第1話

雲不器（うん・ふき）は、唐代の陵墓発掘調査中、地底にたたずむ謎めいた石像を発見する。像に隠された“仕掛け”に気づき、持っていた簪（かんざし）でそれを作動させる不器。次の瞬間、彼の体は不思議な光に包まれ――消えた。広大な砂漠で目を覚…

（字幕版）第2話

皇帝・李世民（り・せいみん）のもとに、羌族との戦いに勝利を収めたという一報が入った。臣下の者たちに、それを伝える世民。だが、功労者への褒美をめぐって起きた文官と武官の小競り合いに、情けない思いをさせられるのだった。一方、長安へと向…

（字幕版）第3話

「お祝い申し上げます」。長孫（ちょうそん）皇后は、自分の子ではない娘・李安瀾（り・あんらん）の突然の出現にも嫌な顔ひとつ見せず、身上調査の必要性を説いた。彼女の冷静な反応に安堵する世民（せいみん）。彼は皇后の助言に従い、玄武門での…

（字幕版）第4話

李安瀾（り・あんらん）の投げた剣が雲ヨウ（うん・よう）の顔をかすめた。「抱きしめてもいいかな」と尋ねたことへの手荒い拒絶だととらえ、安瀾を非難する雲ヨウ。しかし、刺客の放った暗器を安瀾が撃ち落とした――というのが真相だった。おびえ…

（字幕版）第5話

血をくれたのは李安瀾（り・あんらん）――承乾（しょうけん）の発言は朝堂に衝撃を与えた。そこへ“秦”の令牌を手にした安瀾が。この令牌こそ娘である証しだと感激を露わにする世民（せいみん）だったが、大臣らは慎重に判断するよう促すのだった…

（字幕版）第6話

亡き母を“前皇后”と認めてほしいという李安瀾（り・あんらん）の願いに、大臣一同は騒然。彼らは安瀾が現れてから巻き起こる常軌を逸した事態の連続に、公主冊封の再検討を求め、彼女を災いの種のように扱う始末。それに怒った雲ヨウ（うん・よう…

（字幕版）第7話

雲ヨウ（うん・よう）と李承乾（り・しょうけん）は、山東一族の長・盧寿（ろ・じゅ）の屋敷にやってきた。中庭で招き入れられるのを待っていると、彼らの顔を見て騒ぎ出す者が。辛月（しんげつ）の侍女・阿紫（あし）だ。ここが辛月の屋敷だったこ…

（字幕版）第8話

李安瀾（り・あんらん）は母の義姉妹である紅拂（こう・ふつ）の屋敷を訪ねた。自らも捜していた義妹の娘との思わぬ再会に涙する紅拂。安瀾を冷遇する皇帝の話を聞いた彼女は憤慨すると、息子の李得誉（り・とくよ）を迎えに行った後、“じいさん”…

（字幕版）第9話

紅拂（こう・ふつ）の心の病を催眠療法で治療した雲ヨウ（うん・よう）。彼は、治療のためという口実で、紅拂を李安瀾（り・あんらん）に会わせる手はずを整えるのに成功する。一方、盧辛月（ろ・しんげつ）と承乾（しょうけん）は、悲田坊の子供ら…

（字幕版）第10話

中秋節の空に大きな“月”が浮かび、愛の歌が映し出された。すべては李承乾（り・しょうけん）と盧辛月（ろ・しんげつ）をくっつけるための、雲ヨウ（うん・よう）の作戦である。今は亡き彼の許婚・小冉（しょうぜん）の愛した歌が2人の距離を縮め…

（字幕版）第11話

皇后から雲ヨウ（うん・よう）に課された難題――皇帝と太上皇の仲を取り持つ――は、麻雀が解決してくれた。久々に明るい雰囲気に包まれる皇族一家。話題は毎年恒例の馬球大会へと移り、李世民（り・せいみん）は承乾（しょうけん）に、大会の会場…

（字幕版）第12話

馬球大会で負傷した秦懐玉（しん・かいぎょく）の右足は切断せざるを得ないと知り、ショックを受ける雲ヨウ（うん・よう）。彼のペンダントを壊してしまったことに責任を感じていた李安瀾（り・あんらん）は、とある設計図を描き、彼を驚かせるのだ…

（字幕版）第13話

交換条件は母の追封――長孫（ちょうそん）皇后から、大唐のために突厥へ嫁いでほしいと懇願された李安瀾（り・あんらん）の足は、雲ヨウ（うん・よう）の屋敷へと向かっていた。亡き許婚のことを尋ねると、雲ヨウは「愛している」と答えるのだった…

（字幕版）第14話

アシナ部へと嫁ぐことが決まった李安瀾（り・あんらん）。婚礼を祝う隊列と彼女を載せた輿が突厥へと向かって進んでゆく。長安を出た辺りで、安瀾は自分の名を呼ぶ声に気がついた。雲ヨウ（うん・よう）が馬を走らせて追ってきたのだ。皇帝の使節を…

（字幕版）第15話

銭1000貫で山東の飢饉を解決し、十分な軍需品を確保する――。李安瀾（り・あんらん）の降嫁を阻止するため、自らの首を賭けて皇帝に無茶な申し出をした雲ヨウ（うん・よう）が開催したのは、国際競売会だった。出どころの怪しい宝物を大臣や賓客ら…