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KOTOKO

KOTOKO

※この映像はPG-12指定作品のため、小学生には助言・指導が必要です。

KOTOKO

作品概要

愛する息子を守ろうとするあまり、現実と虚構のバランスを崩していく女性の慟哭と再生の物語。
琴子(Cocco)はひとり、幼い息子・大二郎を育てている。彼女には世界が“ふたつ”に見え、油断すると命にかかわる日々。だから琴子はいつも気が許せない。どんどん神経が過敏になっていく。大二郎に近づいてくるものを殴り、蹴り倒し、必死に子供を守ろうとする。彼女の世界が“ひとつ”になるのは歌っているときだけだ。小さな体をまるごと琴子に預けてくる大二郎。大二郎の喜ぶことはなんでもする。お手製の玩具を作る。散歩に連れていく。でも大二郎は激しく泣き続けるばかり。外に出る、高い所に立つ。もしも抱いている手を離してしまったら?強迫観念が琴子を追い詰める。ついには幼児虐待を疑われ、大二郎は遠く離れた彼女の姉のもとに。琴子は自分の体を切ることで、確認しようとする。「存在していいか」と。体は「生きろ」と言う。姉から連絡がくる。大二郎に会うために沖縄へ向かうリムジンバスの中で、歌をくちずさむ琴子。車内には彼女を見つめるひとりの男。沖縄の自然の中、大二郎はすくすく育っていた。家族の中で笑顔を取り戻す琴子。しかし貴重な時間は短い。彼女は再び大二郎と別れ、東京へ。ひとりで毎日を過ごす琴子に、小説家の田中(塚本晋也)が近づいてくる。バスの中で聞いた琴子の歌声に魅了されたという彼を、彼女は暴力で遠ざける。田中は傷だらけになりながらもやってくる。ついには結婚指輪を携えてきた。自分では答えを出せない琴子は、田中とふたりで大二郎のいる沖縄を訪れる。沖縄で、田中とともに穏やかに眠る大二郎を見て、琴子は心を決める「私は幸せになる」。しかし琴子に、憎しみと恐怖の遠い記憶が甦る。一緒に暮らし始めた田中を縛り上げ、ボコボコにする琴子。制御のきかない自分を恐れ、暴れる彼女に、田中は「大丈夫です、大丈夫です」と繰り返し、血まみれの体で抱きしめる。「あなたを好きで居続けるってのが仕事だったらいいのにな」。琴子は、これまでずっとひとりで歌ってきた歌を田中に捧げる。世界はひとつになった、と感じた途端・・・。

キャスト

Cocco/塚本晋也

スタッフ

■監督・製作・脚本・編集:塚本晋也(「鉄男」「東京フィスト」「六月の蛇」「ヴィタール」「悪夢探偵」)■企画:Cocco/塚本晋也■原案・音楽・美術:Cocco■撮影:塚本晋也/林啓史■照明:林啓史■特殊メイク・特殊造型:花井麻衣■整音・音響効果:北田雅也■スチール:天満眞也■助監督:林啓史/藤田奏■制作:斎藤香織■製作:海獣シアター■制作協力:シーオーダブルシーオー
(C)SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
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