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風の武士

風の武士

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風の武士

作品概要

伊賀同心名張信蔵は次男坊の気楽さで町道場練心館の用心棒をやっていた。その目的は、道場主退耕斉の娘ちの。ある日、一の酉に出掛けた信蔵は、山伏たちに襲われる血塗れの男と行き会う。信蔵はその男を助けるが、その男は姿を消す。残された血痕を辿るとそこは練心館であった。そこには先程の男の死体と傍に佇む退耕斉の姿があった。他言すれば斬るとの退耕斉の言葉に立ち去る信蔵。そして、退耕斉は死体の懐から丹生津姫縁起という一巻の巻物を取り出す。その夜、信蔵は退耕斉とその高弟の高力伝次郎に襲われるが、何とか逃げ果す。逆にその夜半、信蔵は練心館に忍び入り、丹生津姫絵巻を奪うが、ちのに遮られ退耕斉に奪え返されてしまう。さらに信蔵は、山伏一統に襲われるが、猫と名乗る謎の男に救われる。数日後、信蔵は老中水野和泉守に呼び出され、熊野の秘境安羅井の里への探索を命じられる。人口二百ばかりのこの里を紀州が狙っているというのだ。さらに、安羅井の保護を歎願したのが退耕斉であり、猫も信蔵と同じ隠密であることを知らされる。その夜、信蔵の許に瀕死の退耕斉が飛び込んでくる。山伏、実は紀州藩覚玄の一統に寝返った高力に斬られたのだ。ちのを頼むと退耕斉が息絶え、練心館に信蔵が駆けつけると、ちのを連れた高力たちは、既に安羅井の里へと向かった後だった。翌朝、安羅井へと向かう信蔵をつけ回す女があった、猫の配下のお弓である。信蔵は猫から色仕掛けでちのから絵巻を奪うよう命じられるが、気に入らぬ信蔵は単身ちのたちの行列に斬り込むが、高力からちのは俺の女にしたと聞かされ、戦意を喪失し遁走してしまう。その夜、信蔵はお弓から安羅井の里の秘密を聞かされる。平家の落武者の末裔である安羅井の里人たちは永年に亘る異国との抜け荷取引により莫大な財宝を貯えており、この財宝に幕府も紀州も目をつけたのだ。これを聞いた信蔵は、己の役目を捨ててもちのを救うことを決意する。そんな中、猫が信蔵に紀州藩の蔵元紀州屋徳兵衛の暗殺を命じる。だが、この命を拒絶する信蔵に、二人は袂を分かつ。数日後、徳兵衛の屋敷に忍び込んだ信蔵は、徳兵衛から一万両で味方になるよう誘われる。だが、この申し出を断ると、徳兵衛は明晩にちのと丹生津姫絵巻を渡すからやって来いと言う。老獪な徳兵衛は幕府に逆らう分の悪さを鑑みたのだ。さて、信蔵が宿に戻ると、役人たちに捕まってしまい、水野守の蔵屋敷に引っ立てられる。囚われに身となった信蔵であったが、見張りのお弓を籠絡し、脱出に成功する。翌日、信蔵は徳兵衛の手引きによりちのを救い出す。だが、ちのは信蔵に心を開かない。一方、徳兵衛の裏切りを知った高力は、これを斬り、紀州一派を率いて安羅井へと向かう。信蔵とちのが安羅井の里へと辿り着く。信蔵のひたむきな愛を知ったちのは、自らが安羅井当主の姫であることを打ち明ける。だが、そこには、猫と紀州一派の追っ手の手が迫っていた・・・。

原作

司馬遼太郎

キャスト

大川橋蔵/久保菜穂子/桜町弘子/中原早苗/大木実/南原宏治/北村和夫

スタッフ

■監督:加藤泰■脚本:野上龍雄■音楽:木下忠司■撮影:松井鴻
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